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Dream Stage Entertainment ハッスル7 ファイティングオペラ

◇愛知県体育館◇2005年2月11日(金)◇17:00 ◇観衆7302人  

インリン様が小川をM字固め!


 キャプテンハッスル小川直也(36)がプロレスデビューとなるインリン様のM字固めに屈した。勝ったら高田総統との対戦を条件に高田モンスター軍NO・2インリン様と試合をすることになった小川。女性、しかも素人であるインリン様を相手に余裕を見せ、黒いビキニという大胆コスチュームで登場したエロテロリストの姿にも動じなかった。ムチに手を焼く場面もあったが、お尻ペンペンでお灸を据えるなど力の違いを見せつけた。しかし、インリン様のピンチにモンスターが大挙して乱入。一気に逆転を許し、最後は大の字となったところをインリン様のM字開脚でフォールされる人生最大の屈辱を浴びた。

 対抗戦は4−2と勝利したが、素人、しかも女性に負けたキャプテンハッスルの姿にハッスルK川田利明は激怒。小川に張り手、蹴りを見舞い、控え室でももみ合った。ハッスル軍は坂田亘が離脱したばかりだが、キャプテンの醜態でまたも結束に亀裂が入った。

写真=インリン様は仰向けになった小川直也の上にまたがるM字固めで押さえ込んだ(撮影・小沢裕)

▽全試合終了後
   
 高田総統「せっかくの3連休にもかかわらず何の予定もない、暇な暇な名古屋のプロレスファンの諸君、ご機嫌いかがかな? 私としたことが3カ月ぶりにこの中途半端な都会に来てしまった。我こそが高田モンスター軍総統、高田だ! 相も変わらず中途半端なブーイングありがとう。さすが名古屋だ。チキン君、そろそろにわか人気も下火になってきたようだな。プロレスを疎かにしたツケまわって来たな。しかも女性であるインリンに完敗とはな。君は日本のプロレス界に革命を起こすとオオボラを吹いてきた。今日の君は革命的にしょっぱいよ。プロレスラーというのは強いだけではだめだ。心理戦に強くなければならない。サイコロジーだ。君のようにしょっぱいだけじゃダメだ。しょっぱいやつには心理戦など到底無理なはずだ。サイコロジーなど理解できるはずがない。プロレスに大切なものがまったく分かってないようだな。私をリングに上げようと日頃ほざいているが、いつになったら戦う事ができるんだ? いつになったら私をその気にさせてくれるんだ? これ以上40手前のチキン君に説教しても無意味だ。このへんにしておこう。インリン、今日は良くやった。さすが、モンスター軍NO・2だ。ほめてつかわそう。インリン、例のM字ビターンで名古屋のスケベ極まりない名古屋の諸君をたっぷり洗脳してやりたまえ」。

 インリン様「かしこまりました。暇でモテない名古屋のプロレスファンの諸君、私のM字ビターンが見たいの? そんなに洗脳されたいの? 3・2・1・モンスター!」(M字ビターン!)

 高田総統「みんな、今日は何を見に来たんだ? バッドラック!」

 小川は座り込んでリング上から呆然と眺めていたが、高田M軍が退場すると立ち上がり「今日は不甲斐ないところを見せました。負けてもハッスルだけはやらせてください。今日はどん底まで落ちたぞ。あとは這い上がるだけだ! 3・2・1・ハッスル! ハッスル!」とハッスルポーズを決めた。

 高田M軍と入れ替わるようにリング上には川田が駆けつけていたが、ハッスルポーズは行わず、不甲斐ないキャプテンをにらみつけていた。握手を求められたが張り手、顔面蹴りを浴びせ退場。追いかけて来た小川と控え室でももみ合いを展開。ハッスル軍の分裂を予感させた。
▽時間無制限1本勝負
×小川直也
Hikaru
中村カントク
12分34秒 
M字固め
インリン様○
アリシンZ
ダン・ボビッシュ
 試合前に高田総統から「ビターン!」と受けたインリン様はパワーアップ、コスチュームは黒いビキニと大胆な格好になった。「ムチは体の一部だ」という高田モンスター軍の要求を笹原GMが認めたため、インリン様のムチ使用が可能となった。先発はインリン様とカントク。写真を撮りたいだけのカントクに携帯を向けられたが、お尻をフリフリしてカントクの目を釘付けにしている間にボビッシュとタッチ。ボビッシュの股の下をくぐられカントクを逃がしたが、ボビッシュとアリシンZでHikaru、小川を痛めつけインリン様につないだ。インリン様はムチを10発振るい、ムチを首に巻きつけてのキャメルクラッチと小川を苦しめる。アリシンZはHikaruを捕え、ボビッシュはカントクを担ぎ上げてからスタナーでKOさせた。1人となった小川に巴投げ、キック、STOでボビッシュが攻め込まれたが、インリン様が「チキン、相手は私よ」とボビッシュを救出。小川にお尻ペンペンされる屈辱を受けたが、モンスターたちが乱入して形勢逆転。鬼蜘蛛がレフェリーを捕まえている間にリンチを浴び、机に寝かされてからシルバのダイビングボディプレスを浴びた。ボビッシュがボディプレスでだめ押しした後、インリン様が小川を跨いで「モンスター!」とM字開脚でフォール。見事にインリン様が小川から3カウントを奪った。

 ここで「チキン君、これで君のプロレス人生も終わりのようだな」と高田総統がスモークの中から登場した。
▽坂田亘モンスター軍入り査定試合(時間無制限1本勝負)
○川田利明9分51秒 
片エビ固め
坂田亘×
 試合前、坂田はモンスター軍控え室でアン・ジョー司令長官に「あんな歯抜けの中年、目じゃねえ」と必勝宣言。「勝ったら約束通り総統に会わせろ」と確認した。モンスターソルジャーにタバコの火を押し付け、蹴りを入れてからリングに向かった。

 坂田は川田の古傷ヒザを狙っていったが、川田の怒りを買い強烈な反撃を浴びてしまう。終盤になると激しい蹴り、張り手の打ち合いとなったが、川田がグーパンチでダウン。ラリアットから高々と持ち上げてのパワーボムはキックアウトしたが、延髄キックで敗れた。

 試合後、リングサイドにいた島田二等兵、アン・ジョー司令長官は見捨てて退場。川田からは「坂田、お前やればハッスルできるじゃねえか。ハッスルしようぜハッスル。お前もオレだけのハッスルするか?」とハッスル軍への復帰を呼びかけられた。
▽時間無制限1本勝負
○ハッスルRIKISHI6分24秒 
体固め
ジャイアント・シルバ×
 巨ケツvs巨人。リングが壊れそうな戦いは序盤はシルバが優勢。ベアハッグでRIKISHIに悲鳴をあげさせた。しかし、シルバが実況席のモニターを手にした所で、RIKISHIがモニターの上からトラースキック。スティンクフェースでグッタリさせると、RIKISHIがモニターで顔面に一撃。コーナー付近に大の字になったのを確認するとバンザイドロップで勝負を決めた。

 試合後はリングサイドのケイ・グラント、ファンをリングに上げてダンスを披露した。
▽ハードコアマッチ(時間無制限1本勝負)
○長州力
金村キンタロー
石井智宏
8分56秒 
片エビ固め
田中将斗
黒田哲広×
高岩竜一
 10人の子供と一緒に入場した金村。子供たちが田中らをリング下に追い払い、金村とともにブリブラダンスを披露した。長州、石井が入場した所で田中組が奇襲をかけ試合がスタート。ハードコアマッチで行われたが、序盤の場外戦の後はリング内での攻防。長州は自軍のコーナーポストを外し、金具をむき出しにし、殺気を漂わせた。机、イスが持ち込まれる中でも長州はど真ん中スタイル。黒田へのサソリ固めは田中に机でカットされ、高岩に机の上へのデスバレーボムを浴びたが、田中から白ギターを奪い、黒田に振り下ろすと、最後はリキラリアットを発射して勝利を決めた。
▽時間無制限1本勝負
×石狩太一7分6秒 
エビ固め
ザ・モンスター℃○
 控え室では初のシングルに浮かれ気分の石狩。サインの書き方や「ハッスルI」Tシャツの印税の使い方を考えるなど試合前に不謹慎な態度で、川田から蹴りの制裁を受けた。

 師匠川田のライバルとの対戦に活き活きした動きを見せる石狩は、「アイ!」コールを受け笑顔。試合は会場から起こる「ドシー!」「アイ!」の応酬となった。しかし、石狩はステップキック、串刺しフロントキック、ブレーンバスター、サッカーボールキック、ストレッチプラムと師匠の技を浴びつづけ劣勢に。石狩は「川田コール」を客席に要求するとステップキック、串刺しフロントキック、ジャンピングハイキックと同じく川田の技でやり返したが、パワーボムを簡単に返されるとジャンピングハイキック、パワーボムで沈められた。
▽時間無制限1本勝負
ハッスル・タイタス
○ケビン・ランデルマン
6分43秒 
片エビ固め
NJPW×
鬼蜘蛛
 鬼蜘蛛のパートナーはXとされていた。試合前、控え室の高田総統の前に現れたのはNJPW。島田二等兵が「なんだ、ニュージャージー・パワフル・ウォリアー(NJPW)じゃないですか」というと高田総統は「別人なのがわかりゃーせんのか!」と一喝。高田総統は「全身から溢れる金の輝き、名古屋用のモンスター、ナゴヤジョー・パワフル・ウォリアー、略してNJPWだ」と紹介。さらに「天下を取り損ねた男にならないよう」とアドバイスを与え「馬鹿になれビターン!」をNJPWに放った。最後は「できんのかー」と闘魂ビンタを張って、NJPWを送り出した。

 試合ではタイタンのパワー、ランデルマンの運動能力に押され劣勢となった。NJPWのナガタロックなども決まったが、鬼蜘蛛の放ったクモの糸がNJPWに誤爆。糸が絡みコーナーに張りつけとなったNJPWはハッス軍に集中攻撃を浴び、ランデルマンの高いダイビングエルボーに仕留められた。
▽時間無制限1本勝負
○レオナルド・スパンキー
フベントゥ・ゲレーラ
8分49秒 
片エビ固め
スペル・ウィルス
モンスターJ×
 動きの速い4人がリング内外、空中でめまぐるしく攻防を展開。特にトップロープでの攻防は激しく、スパンキーに雪崩式ブレーンバスターを仕掛けたモンスターJをゲレーラが下から肩車、さらにその下からウイルスがパワーボムで入り、スパンキーは3人の高さから落とされた。その後もコーナー上のスパンキーに肩車で乗っかったウイルスをゲレーラがフランケンで襲い掛かるなど、想像を絶する高さでやりあった。最後も雪崩式。スパンキーがスライスブレッドNO・2でモンスターJを沈めた。
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