北海道の函館労働基準監督署が職場のセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)で精神疾患になった女性について、1度不認定とした決定を取り消し、労災として認定し直していたことが13日、分かった。厚生労働省が昨年12月にセクハラで病気になった場合は労災対象となるとの全国的な統一指針を通知したのを受けた措置。
通知以前は運用にばらつきがあり、04年度までの3年間でセクハラによる労災認定は1件にとどまっていた。
函館労基署などによると、女性は2年間にわたり上司から言葉などによるセクハラを受け、不眠や食欲不振となり退職。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
函館労基署は04年10月にセクハラは職務に関係しているとは言えないとして女性の労災申請を不認定としたが、厚労省の通知を受け、申請を再度見直し、労災認定した。
[2006/1/13/14:34]