フジテレビ、ライブドアと資本提携解消へ
フジテレビジョンの日枝久会長は23日夜、ライブドア社長の堀江貴文容疑者らが逮捕されたことを受け、24日にフジの取締役会を開き、ライブドアとの資本提携解消を緊急協議する方針を明らかにした。
フジは、保有するライブドア株の急落で23日時点で100億円近い含み損が発生しており、株売却などで損失が確定した段階で損害賠償請求を検討する方針だ。
ニッポン放送をめぐって争ったライブドアとの和解で、フジは07年9月までライブドア株を売却しない取り決めを結んでいるが、違法行為などがはっきりすれば一方的に解約できる契約。
資本提携解消の方法について、日枝会長は「株の売却も選択肢の1つだが、処理にはいろいろなやり方がある」と語った。別のフジの幹部は23日夜「(堀江社長らの退陣後の)新経営陣も見てみる必要がある」と述べた。
日枝会長はライブドアと資本提携したことへの経営責任については「専門の機関の調査で妥当性があるということで投資した」とした。
フジは440億円を出資しライブドア株を発行済み株式の12・75%に当たる1億3374万株を保有。取得は1株329円で、23日の東京株式市場でライブドア株が256円まで下げたため、含み損は97億6000万円となった。株価下落が続けば損失はさらに膨らむ。
東京証券取引所はライブドアの上場廃止を審査する手続きに入ったが、ライブドアは通販や中古車販売などを抱え借入金も少ないことから、複数の投資ファンドなどが株取得に関心を持っている。フジ側は「1株当たり100円台後半から200円程度の価値はあるはずだ」とみている。
[2006/1/24/00:42]
|