JR東日本と東武が直通運転
JR東日本と東武鉄道は18日、JR新宿駅と栃木県の東武日光、鬼怒川温泉両駅間をそれぞれ約2時間で結ぶ特急の直通運転を始めた。1日4往復で、途中の栗橋駅(埼玉県)に新設した接続線で東北線と東武日光線が連絡する。運賃は特急料金を含め片道3900円。
東武は旧国鉄と日光への観光輸送をめぐり、激しい競争をしてきたが、ロマンスカー導入などで60年代後半には東武が優位に立ち、上野〜日光間の急行を廃止に追い込んだ経緯がある。その東武も最近の観光客減などに危機感を抱き、JRに相互乗り入れを打診。旧敵同士が手を結び、共通のライバルでもあるマイカーに対抗していくことになった。
東武は看板特急の「スぺーシア」、JRは在来線の特急車両をリニューアルした。東武始発駅の浅草に比べ、新宿は東京西部や神奈川県からのアクセスも良いことから、地元観光協会は「未開拓だった地域からの観光客を取り込みたい」と意気込んでいる。
[2006/3/19/10:33 紙面から]
|