U22日本代表「ボランチ戦争」本格化
U−22(22歳以下)日本代表の「ボランチ戦争」が、ついに本格化する。宮崎合宿4日目の29日、右ひざ内側のじん帯を痛めていたMF鈴木啓太(21)の復帰にめどが立った。J2広島のMF森崎和幸(21)はこの日の山形戦後に、宮崎へ向かい、今日から練習に合流予定。阿部勇樹(21)だけだったボランチに2人が加わり、4月1日のコスタリカ戦(豊田)へポジション争いが激しくなった。
宮崎合宿初日(26日)に右ひざ内側のじん帯を痛めた鈴木啓が29日、ボールを使った基礎練習を開始した。前日28日には近くの病院で検査を受け、問題なしとのゴーサインをもらっていた。「思ったより、早く回復した。自分としては(4月1日コスタリカ戦に)出たいです」。今日30日から全体練習への合流が濃厚になった。
29日にリーグ戦を終えたJ2勢5人も夜のうちに宮崎入り。森崎和ら広島の4人は陸路、新潟のDF三田は空路で移動し、U−22代表に頭を切り替えた。これで、阿部1人だったボランチが鈴木啓、森崎和を加え3人になる。通常のシステムなら2ボランチが有力。28日の練習試合でアピールできた阿部に、遅れてきた2人がポジション争いに絡んでくる。
山本監督の持論の1つは「競争相手に勝つだけでなく、世界基準に近づいていこう」。ライバルを蹴落とすのでなく、個々が絶対的なレベルアップをはかるよう選手たちに接してきた。このチームで確固たる位置を確保している選手は多くない。コスタリカ戦は五輪2次予選以降への通過点。だがレギュラーどりを狙う選手には1日1日が勝負になる。【佐々木一郎】
[2003/3/30/09:01]
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