ジーコ監督、中田ら欧州組も合宿招集
第2戦以降は大量得点がノルマ−。オマーン戦辛勝から一夜明けた19日、日本代表ジーコ監督(50)は静養のためブラジルへ帰国した。W杯アジア1次予選第2戦、3月31日のシンガポール戦(アウエー)に備え、東南アジア地区で3月22日から直前合宿を行うことになった。1次予選突破へは得失点差の占めるウエートも大きい。欧州組の合流遅れを苦戦の理由に挙げる同監督は国内、国外を問わず早期招集を求め、得点力アップに乗り出す。
もう遠慮しない。1日でも早く代表メンバーを集める。シンガポール戦へ向けて、ジーコ監督はなりふり構わぬ姿勢を打ち出した。
「欧州勢は(海外合宿先で)合流してもらうか、直接合流してもらう。国内組はナビスコ杯? 昨年はクラブに遠慮したつもり。今年はW杯予選が始まっている。理解していただき、こちらを優先して欲しい」。
苦戦の理由として欧州組の合流遅れを挙げている同監督は、国内、国外を問わず日本協会に強く働きかけていく姿勢を示した。「(ブラジル代表の)パレイラ監督は、W杯予選は5日前から呼べると言ってる」と話すように、ブラジルに戻って国際サッカー連盟(FIFA)の見解に関する情報収集に乗り出すようだ。
しかも決定力不足が続けば、総得点差で2位に泣いた東アジア選手権の二の舞いになる危険性もある。
W杯予選の順位決定方式は(1)勝ち点(2)直接対戦成績。その次にくる(3)得失点差も大きい。今回の苦戦、1−0の勝利は何を意味するのか。それは日本が敵地でのオマーン戦(10月13日)で仮に1点差で敗れた場合は勝ち点で並ぶ可能性が高いということだ。その時、1次突破の条件になるのがシンガポール(FIFAランク108位)インド(同139位)との対戦成績。オマーンより1点でも多く得失点差でリードしておく必要がある。
3月3日の誕生日を家族と迎えてから来日。3月13日開幕のJリーグ、同14日からの五輪最終予選を視察する。「国の威信をかけて戦う」。批判噴出で神の怒りに火がついた。
[2004/2/20/07:08 紙面から]
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