柳沢「すべてをピッチで表現」開幕先発へ
メッシーナから約2年半ぶりに鹿島へ復帰した日本代表FW柳沢敦(28)が、5日のJリーグ開幕広島戦(広島ビ)で先発の座をものにする。2日、鹿嶋市内で復帰会見し、直後の紅白戦に主力組で出場。早速、2ゴールを決め首脳陣にアピールした。セリエAでは出場機会に恵まれず古巣復帰を選んだだけに「前に進んでいかなければ。代表に呼ばれるよう、常に結果を出せば、その先にW杯がある」と決意を口にした。
代表ではFW久保の復帰や若手の台頭でレギュラー争いが過熱。メッシーナ時代は欧州組で招集機会も少なく、05年11月16日の親善試合アンゴラ戦以降、先発出場がない。復帰即先発で結果を残し復活への足掛かりにしたい。広島戦は、メッシーナ移籍直前の03年7月5日の磐田戦以来974日ぶりに味わうJの舞台。「2年半の(イタリアでの)経験を含めて、今のすべてをピッチで表現したい」と意欲を語った。
前日、代表のドイツ遠征から帰国したばかり。鹿島の一員となって日は浅いがアウトゥオリ監督は「信頼してピッチに送り出す」と期待を寄せる。クラブ史上10個目のタイトルとなる5季ぶりのリーグ制覇へ−。柳沢がチームの開幕ダッシュで、自らのW杯代表入りにも弾みをつける。【山下健二郎】
[2006/3/3/08:19 紙面から]
写真=ミニゲームで軽快な動きを見せる柳沢(撮影・塩野滋)
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