<J2:京都3−1山形>◇4日◇山形
ホームで首位京都と対戦した山形は、前節に引き続き1−3と完敗。順位は5位のままながら痛い2連敗でJ1昇格に黄信号がともった。
これも「山の神(モンテディオ)」の試練か?
前半30分すぎ、暗雲が山形県総合運動公園陸上競技場上空を覆った。かすかに聞こえる雷鳴。突然、大粒の雨が降り出した前半終了間際の44分、CKのマークミスから失点が生じた。DF小林久晃(25)は「僕のマークが甘かった。いい形で試合を進めていたのにもったいなかった」と反省した。
前半終了と同時に激しい雷雨となり、ハーフタイムで27分間の中断。迎えた後半3分、ゴール前で水を含んだ芝に、DFレオナルドが足を滑らせ、致命的な2点目を献上してしまう。レオナルドは「トラップが出来ると思ったが、滑ってしまった」と不運を嘆いた。 後半10分にFW阿部祐大朗(20)が2戦連発となるヘディングシュートを決めたが、前節同様反撃はそこまで。逆に京都に追加点を奪われて、厳しいホーム2連敗を喫した。
雷雨で試合開始が30分遅れ、1−3で敗れた昨年7月10日の大宮戦と同じスコア。失点も前半44分、後半2分と同じような時間帯に決められており、GK桜井繁(25)も「昨年の大宮戦のこともあり、注意していこうと確認して後半に入ったんだが…」と悔やんだ。 前節鳥栖戦に続くホームで3失点の敗戦に鈴木淳監督(43)は「DF面での厳しさが足りない」と、今後の課題を口にした。これで首位京都との勝ち点の差は17と開き、ますます一戦必勝が求められる状況となった。いい攻撃を続ける時間帯もあるだけに、そこでの得点が欲しい。鈴木監督も試合後「全体としては悪くない」とコメントしており、何かのきっかけで上昇気流に乗ることは十分ある。チームは今日5日からシーズン突入後初の2連休を取る。いかにリフレッシュして立て直すか。山形のJ1昇格に黄信号がともった。【塩谷正人】
[2005/6/5/11:18 紙面から]
写真=後半10分、山形FW阿部が2戦連発ゴールを決めたが…
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