<さあ夢舞台:高校駅伝宮城男子代表 仙台育英>
宮城は、仙台育英が14年連続の全国アベック出場を決めた。3年連続6度目の全国制覇を狙う男子は、驚異の大会新で連覇した昨年までの力強さはないが、登録メンバー10人全員が5000メートルで15分を切る安定感を見せ、今年も優勝候補に名乗りを上げた。
昨年「神の領域」といわれた2時間1分32秒の高校新で全国連覇した仙台育英男子が、今年は高校生レベルに戻って3連覇を狙う。高校レベルとはいえ、その戦力はトップクラスだ。5000メートルの持ちタイムでは13分43秒37のケニア人留学生ミカ・ジェル(2年)を筆頭に、今夏の全国高校総体の同種目で日本人トップ(4位)の梁瀬峰史(3年)ら、14分15秒台〜同50秒台までの選手がずらりとそろう。渡辺高夫監督(58)は10月の県大会前「昨年はスーパー軍団で基準にできない。今年の男子はお休み」と控えめだった。メンバーを固定していないチームは2時間4分53秒で優勝。同監督は「個々の体調やコース・コンディションを考えれば、まずまずのタイム。優勝争いに加われる挑戦権を得た」と伸びしろを含めて手応えをつかんだ。
県大会に続く東北大会では控え選手もすべて起用。11月下旬の日体大記録会ではメンバーのほとんどが持ちタイムを更新した。昨年の全国メンバーで残っているのは梁瀬と釜石慶太(3年)の2人だけだが、今春、右ひざじん帯を手術したミカ・ジェルと過去2年間は故障に泣いた高橋優太(3年)も完全復調。タイムより勝敗にこだわる今年のチームは、優勝の2文字が染み付いた「伝統のタスキ」を全員でつなぐ。【佐々木雄高】
[2005/12/9/11:31 紙面から]
写真=大会3連覇を狙う仙台育英の男子チーム
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