J2仙台のDF磯崎敬太(24)が、今季最大のピンチを迎えたチームの救世主となる。12日、仙台市泉サッカー場で次節ホーム甲府戦を想定した紅白戦に臨んだ磯崎は、レギュラー組の左サイドバックに緊急抜てきされ軽快な動きを披露した。自身を含めて累積警告3枚の選手は8人。背水の陣となるホーム戦で、封印していた攻撃力を爆発させる。
現在3位甲府との勝ち点差はわずかに3。勝てば3位浮上の可能性を残す大一番で、磯崎がたまりにたまったエネルギーを一気に解き放つ。8月6日のホーム鳥栖戦以来のスタメン出場が濃厚となった。イエローカードを1枚受けただけで次節は出場停止となる厳しい一戦となるが「消極的なプレーは禁物。アグレッシブに攻め上がりたい」と迷いはない。
現在、守備の要・DF木谷公亮(26)FWバロン(31)シュウェンク(26)MFシルビーニョ(28)のブラジル人トリオなど主力8人が出場停止にリーチとなっている。昇格レースが佳境に差し掛かったが、主力の大量離脱も必至の情勢となっている。そんな中での緊急抜てき。都並敏史監督(44)は「調子が上がってきているしチャンスを与えたい。守備は堅いし、こちらが期待する攻撃面での仕事もスムーズにできている」と、磯崎の積極性に期待を寄せた。
この日、磯崎はハーフウエーラインを大きくまたいで攻撃参加。これまで積極性に欠けたプレーでメンバーから外されていたが、大一番を前にカードも辞さない激しさを猛アピールした。ここまで11試合負けなしと不敗神話継続中のホームで、磯崎が生まれ変わった姿を見せつける。【下田雄一】
[2005/10/13/11:01 紙面から]
写真=11試合ぶりのスタメン入りが濃厚となった仙台DF磯崎
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