リオ五輪のメイン会場・五輪公園で、15日午後2時30分(日本時間16日午前2時30分)ごろ、約20メートル上空から会場などを撮影していたテレビカメラが落下した。カメラは重さが100キロ以上もあり、下にいた8歳と11歳の女児を含む7人が、飛び散った破片やケーブルに当たって顔や足を負傷。中には顔から血を流す女性もいた。在日本領事館によると、日本人が巻き込まれた情報はない。
真っ青な空に浮かぶようにケーブルにつられていた黒いカメラが、時計の振り子のように横揺れした後、落下した。ブラジルの大手メディア・グローボによると、カメラは国際映像を供給する五輪放送サービス(OBS)のもので、公園の上空約2キロの範囲に張られたケーブルにつられて移動撮影をしていたという。
現場はケーブルの中間地点にあるレスリングと柔道の競技会場「カリオカアリーナ2」の入り口付近。公園があるバーラ地区には当時秒速15メートルの風が吹いていた。目撃者によると約40人の観戦客らがおり、叫び声が上がり騒然となった。
膝をケガしたクリスティーナ・カンプスさんは、グローボの取材に「(カメラが)稲妻のように落ちてきて、身動きができず(破片が)当たった」と語った。11歳の娘アナルイサさんも足をケガしたという。
グローボは、2本のケーブルのうちの1本が壊れたと報じた。OBSは、壊れたケーブルを修復しようとして現場に高所作業車を回したところ、2本目のケーブルも壊れ、カメラが落下したと説明している。



