リオデジャネイロ五輪サッカー日本代表が、今日30日(日本時間31日)に同ブラジル代表と国際親善試合を行う。

 手倉森監督の言葉には番狂わせを狙う野心ものぞいた。

 -本番前に優勝候補と対戦する

 手倉森監督

 やられても自信を失わない。勝っても有頂天にならない。そこは十分気を付けないと。自分たちは強いチームじゃない。強くなりたいという向上心を持ち、大会に入って勝ち続けられれば。

 -ブラジルはネイマールらが先発する

 手倉森監督

 豪華絢爛(けんらん)。素晴らしいメンバーを出してくれる。世界の一流クラブでやれる質を持った選手たちと一戦交えられる。この上ないチャンスで、代表選手冥利(みょうり)に尽きる試合。思う存分、おじけづくことなくやってほしい。

 -調整の場とするのか、それとも勝つことにこだわるのか

 手倉森監督

 いろんなことを欲張るといろんなものを失う。明日は謙虚にね。でも、できれば大会には自信を持って入りたい。勝ってみせたい。

 -地元クラブとの練習試合は課題が出た

 手倉森監督

 幅を使った攻撃をいかにできるか。この間は興梠から直線的な仕掛けが多かった。数少ないチャンスで広がりをもった攻めできれば。