【12R:優勝戦・決断】

樋口が絶好のチャンスを逃さない。今節は58号機の伸びが良過ぎて、スタートの合わないケースが多かった。それでも、1枠がめぐってきたなら、モチベーションは上がる。カド大庭の攻めをこらえて逃走して、常滑3連続Vといきたい。

強敵はもちろん大庭。準優は痛恨のターン漏れが響いたが、足は3拍子そろって節一。特に、伸びは強力な仕上がりで、4コースは今節2戦2勝。1つ内の前沢がフライング1本持ちの分、全速ダッシュが決まれば、一撃も可能だ。吉崎は大庭の攻めに乗って差す。横川は2コース差しでどこまで踏ん張るか。

樋口 伸びはいい人と一緒。ピット離れは一緒ぐらいあるので、インは守れる。先に回れば大丈夫。

横川 伸びは苦しい。出足もいい感触までは来ていない。カドに(足の)すごい人がいるし、展開勝負。

前沢 一番、感触は良かった。それでも、伸びは普通。出足も悪くない。スタートは分かっていない。

大庭 足はバランスが取れていて、回り足もいいと思う。伸びはそこまでいいと思っていない。

吉崎 前沢(丈史)さんがうまかった。調整を失敗して重かった。伸びは普通で回り足はずっといい。

岡 ペラ調整して一瞬の行き足はいいし、ターンの食い付きも良くなった。現状の足をキープしたい。