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F1 越前春の海賞
展望
豪快パワー!吉田拓矢が主役
日刊スポーツ後援の福井競輪F1「越前春の海賞」が14日から3日間開催される。今シリーズは107期の超エリート、吉田拓矢が主役を務める。豪快パワーで本社杯をつかみ取る。強烈なまくりで目下絶好調の山賀雅仁や、地元で気合たっぷりの市田佳寿浩がV戦線に名を連ねる。
山賀が脅威!地元市田も注目
吉田拓矢のパワーが断然リードしている。Gクラスの開催でも上位に進出する実力の持ち主だ。今回も積極的な攻めから力の違いを見せつけてくるだろう。北日本では根本哲吏も上位を狙える存在だ。まくりが基本のタイプだが、メンバー次第では吉田と結束するシーンも十分だ。
109点まで競走得点を積み上げた山賀雅仁も脅威だ。たとえ後方に置かれても、強烈なスピードで巻き返してくる。立ち遅れても展開に左右されないところも山賀の強みだ。
地元市田佳寿浩の出方にも注目が集まる。近畿地区の自力では西本直大が市田の前で戦う流れだが、伊藤裕貴ら中部勢との連係策も十分考えられる。
波乱の立役者となりそうなのが東龍之介だろう。南関では山賀にマークするところだが、目標がなければ強気に番手狙いのケースもありそう。ガッツマーカーとしての真骨頂をここでも見せるはずだ。
混戦に強い森田康嗣の存在も見逃せない。まくりが届かないとみるや、小さな体を利してわずかなコースでも突っ込んでくるだろう。