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G3 不死鳥杯

展望

勢いに乗る地元・脇本雄太に注目

 真夏の越前決戦、福井競輪のG3「不死鳥杯」は、25日から4日間の熱戦を繰り広げる。本命は勢いに乗る地元のエース脇本雄太だ。高松宮記念杯、寛仁親王牌と連続して決勝に進出。日本一の先行力と、鋭いまくりでシリーズをリード。昨年に続いて地元G3連覇を狙う。対抗は同じ近畿の稲垣裕之。寛仁親王牌は失格に泣いたが、脇本と強力連係で挑む。SS班の稲川翔、岩津裕介の立ち回りも注目される。

稲垣裕之が雪辱を期して対抗

 脇本雄太の寛仁親王牌の快走は素晴らしかった。とにかく攻めに迷いがない。出足を生かした早逃げで末足も強靱(きょうじん)。たとえ後手を踏んでも、まくりで対応する能力も秘めている。寛仁親王牌2日目ローズカップでは、打鐘から主導権をつかんで深谷知広のまくりに合わせきっての2着。決勝こそ後位を武田豊樹に奪われて、差されたが、それでも5着に粘った。今回は気合が入る地元戦とあって、負けられない気構えで挑んでくるだろう。

 深谷が欠場となり、対抗には稲垣裕之を推す。寛仁親王牌では2日目2予で痛恨の失格で脱落したが、気配そのものは問題ない。いつも世話になっている脇本の地元戦だけに、好援護から逆転を目指す。復調気配の稲川翔が脇本、稲垣と連係して上位争いに絡んでくる。前記の近畿トリオが中心になる。

 ラインが手薄で常に苦しい戦いを強いられている岩津裕介が伏兵だ。俊敏なレース運びは定評があるだけに、目が離せない存在になる。北日本勢は早坂秀悟-山崎芳仁でアタックする。早坂も好調をキープしており、先行では脇本のライバルになる力がある。その早坂次第では山崎の浮上も十分ある。そのほかでは差し足が戻った渡部哲男や、機動力ある菅原晃、柴崎俊光らがV圏内だ。



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