「第28回ジャパンカップ」が開幕する。

 注目は、同時開催される初の「ワールドエボリューショントーナメント」。ラインは組まず、国際ルールに従う7人制のケイリンエボリューションが、初めて、外国勢を迎えての3日制で行われる。

 今日は予選1走目。11Rはシェーン・パーキンス(30=オーストラリア)が不動の中心だ。直前の平塚F1で完全優勝を果たし、外国勢初の通算取得賞金1億円を達成した。その機動力は他の追随を許さない。

 当地で準V実績がある10Rのトマシュ・バベク(30=チェコ)も堅軸となりそう。迎え撃つ日本勢では、11Rの渡辺雄太(静岡)早坂秀悟(宮城)、10Rの岡村潤(静岡)佐藤友和(岩手)稲毛健太(和歌山)らの戦いぶりが必見となる。

 ジャパンカップのS級戦では、2班ながら有力V候補の桐山敬太郎(35=神奈川)が予選9Rに登場。メーンの特選12Rは、取鳥雄吾(岡山)をはじめとする強力な機動型がそろい、激戦必至だ。

 ◆ワールドエボリューショントーナメント 7車立ての選手全員が単騎で戦う一発勝負「ケイリンエボリューション」を、短期登録の外国人レーサーとともに3日間のトーナメント制で行う。ケイリンエボリューション、ガールズケイリンと同じく、国際ルールに従って競り、ブロックなどヨコの動きは厳禁。勝ち上がり方式もガールズケイリンと同じで、予選2走(初日、2日目)の獲得ポイント上位7人が決勝へ進む。

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