【12R:決勝・決断】

 単騎の自力を含めて5分戦の攻防。どのラインも捨てがたいが、唯一の3車となった中四国勢の前で走る原田に本命を託す。原田は準決10Rで目の覚めるようなまくりで快勝。決勝もラインの援護があるのは大きい。昨年12月の広島、今年1月の松山に続き、中四国地区のG3・3連続Vへ突き進む。地元岩津は堤がいて3番手。原田が早めに仕掛ければ、早めの追い込みでチャンスありとみて対抗。

 連日果敢な吉田の動きがいい。その吉田が主導権を奪うと、切れ味さえる神山の台頭もある。金子と再度GP覇者連係になる村上の一撃も見逃せない。

 村上 自分でしっかりと走りたい。

 神山 (早坂の)番手を取り切って突破できた。吉田君を信頼してマーク。

 岩津 吉田君は強かった。ファンの後押しも励みになっている。徳島勢に。

 吉田 力を出し切る。

 原田 調子は多少落ちている感じもするが自力で。

 堤 同県原田君の番手。

 石井 初日よりも良くなった。早坂もいるが決勝は自分で戦う。

 早坂 準決は100点のレース。単騎も自力。

 金子 村上さんは初の番手だったがすごい。再度マークします。