地元期待の新鋭、109期の酒井拳蔵(20)が準決5Rも豪快に押し切り、前回奈良に続いて連勝で決勝に進出した。「自分の後ろで初めて競りに(山本巨樹と高木和仁)なって、その後の組み立ても甘くて後ろに迷惑をかけました」と反省した。「決勝は応援もたくさん来ると思うので、しっかりとした走りで後ろの仏田(一夫)さんとワンツーを決めたい。清水(剛志)さんには前回奈良でやられているので、余計に気合が入ります」。未来の近畿を背負う逸材が、昇班2戦目で1、2班戦初Vを目指す。