地元東京勢が4人もそろった準優11R、杉山貴博がコンマ10のスタートを決めて逃げ切り、優勝戦の1号艇に入った。

 平和島のイン戦は難しいことで知られるが、地元水面だけに、それは骨身に染みている。ただ相棒の46号機は満足できる足。「出力低減エンジンになって一番いいと思う」と言い切った。平和島は10年8月にコンマ13スタートのイン逃げで優勝している。「きっちり逃げたい」。杉山は宣言した。