東日本に初登場の田村風起(20=滋賀)が2場所連続Vを狙う。

 準決3Rは打鐘すぎに主導権を奪って逃げ切った。後手に回って敗れた初日予選とは内容も結果も一変。決勝一番乗りに、「よかった、ほっとした。2日続けてダメなレースをしたら、東日本のファンに嫌われちゃうから」と胸をなでおろした。決勝は107期同期の隅田洋介と簗田一輝が相手。「競輪学校では簗田君と同部屋で、隅田さんとも仲よかった。でも、勝負は別!」。小細工なしの先行勝負で同期対決を制す。