倉谷和信(52=大阪)と、娘で118期からデビューする関野文(せきの・あや、22=大阪)が、7R発売中にトークショーを行った。

 関野は高校卒業後、看護学校に2年、バイト生活を1年経験した。将来を考えた際に父親の仕事が思い浮かんだという。倉谷は「どうせ無理やろと思ったから『まあ受けてみろ』というたら、1回で試験を通ってしまった。俺は8回もかかったんですよ」とファンの笑いを誘った。

 関野は3日から住之江ラピートCでデビュー戦に臨む。「初戦は、作戦Cで行こうと思います」と、レースプランを立てていた。

 最後に親子レーサーとしての目標を聞かれ、倉谷は「(関野が)A級に上がって、タイトルを取れる選手になってほしい。父であってコーチだから、見守っていくしかない」と話すと、関野は「父と一緒にSGへ出られるように頑張ります!」と力強く宣言。ファンの歓声を浴びた。