松井繁が準優10Rの1号艇をつかみ取った。

 4日目12Rは1着が欲しかったイン篠崎元志、カド笠原亮がもつれた展開を5コースから冷静に突き抜けた。「1号艇? 行った? よっしゃー」とうなずいた。威張れる機力ではないが、懸命な調整や試運転を繰り返して予選を3位で通過。「とにかく準優は全力で頑張ります」。王者の総合力で難敵を跳ね返す。