先日の川崎サマーナイトフェスティバルでG2を初制覇した浅井康太(32=三重)の優勝報告会が行われた。

 浅井を始め、深谷知広、金子貴志、吉田敏洋と中部勢が4人そろった決勝でラインが決まるまでの秘話を公開。「1つにまとまれば、だれかが4番手になる。まずは豊橋ラインと自分、吉田さんで2つに分かれることが決まった。吉田さんとの前後は『オレが前でやりたい』と言われたから、後ろで仕事をすることになった」。

 レースは浅井後位に切り替えた村上義弘をけん制。村上に出られたあとはシビアに番手まくりを放ち、インを突いた武田豊樹を1/8輪制した。今後は昨年制したグランプリ出場と「今年中に(通算)300勝したい」と残り15勝に迫る大台達成を公約にかかげた。