6R予選2で高木真備(22=東京)が3着に敗れ、3連単22万円超え車券の大波乱となった。外国勢が参戦した短期登録シリーズを除いて、一般開催で高木が2着を外したのは昨年11月西武園以来、1年ぶり。亀川史華の突っ張り先行をたたけず、外並走をしのぐのがやっとだった。高木は「亀川(史華)さんにうまく合わされてしまいました。亀川さんの駆け方がうまかったです。ファンの方々に申し訳ないです」と反省しきりだった。

 今年は昨年の約3倍の61勝を挙げる快進撃を続けてきたために起きた波乱だった。決勝戦は同じ轍(てつ)は踏まず、しっかり主導権を握る構え。年末のグランプリ参戦も控えており「計画的に、スピード練習とかもしていきたい」と神妙に話していた。