山田義彦が準決9Rの逃げ切りで自信を取り戻した。

 赤板過ぎに仕掛けて、橋本智昭のカマシを完封。「徹底先行の橋本さんからバックを奪えたのが大きい」と振り返った。直近4カ月のバック数がわずか1。積極的なイメージが薄れていたが、「タテに踏む力がなくても、先行も武器として持っておきたい。柔軟に組み立てていかないとね」と課題を挙げた。決勝11Rは超細切れ戦。劣勢だが「チャンスあるかも。先行を覚悟して前前へ踏んでいく」と、やる気満々だ。