脇本雄太が、積極先行で2予突破への発奮材料を注入した。

 特選12Rは赤板で吉田拓矢をたたいて打鐘先行。最終バックで別線のまくりに屈して9着に終わったが、この男の価値は不動だ。「やれることはやった。こんなもの(笑い)」。自己評価は自虐的だが、直前にアジア自転車競技選手権でケイリン金メダルの片りんを見せつけた。2予10Rは近畿勢の先頭でワッキーの別線粉砕ショーだ。