116期の田中宏樹(28=福岡)が初出場となる戸田水面で初日2R3着に食い込んだ。

 前走地の江戸川(2月7日)で初勝利。「帰ってすぐ師匠の篠崎仁志さんに報告することが出来ました」。226戦目での初勝利を伝えられたことで、ほっとした表情。

 「大学が東京だった(中央大学)ので、ファンとして戸田に何回も来ていました。今垣光太郎さんがSG勝ったとき(09年グランドチャンピオン)もここのスタンドで見て、すごいなぁと思った」そうだ。

 だから、選手としては戸田が初めてでも「以前はずっとあの橋(戸田公園大橋)からこの水面を見てたし、初めての感じはしないです」ときっぱり。ペラ調整で「回り足は良くなってきたと思う。複勝率(17・6%)より足はいい」と言う。

 2日目は8、11Rの2回乗り。今度は戸田での初勝利へ向け気合走りをみせる。