成田可菜絵(30=大阪)が新車効果で上々のスタートを切った。予1・6Rはバックから踏んだ梶田舞を追走し、最後はこれをかわして3着。「フレームも足も軽く感じます」と満面の笑みを浮かべた。

 今開催から導入した自転車は、師匠の古原勝己と同じ真っ赤なフレームが目を引く。函館出身ということで、メーカーに北斗七星を模した7つ星を入れてもらったお気に入りだ。すでに千葉や高知の経験があり、500バンクも苦にならない。予2・7Rは「いい位置を取ってから自力で」。2連続決勝進出に照準を合わせた。