吉田元輝(32=茨城)が予選6Rでまくる西谷岳文に切り替え、2着で準決進出を決めた。

 1月静岡で落車した吉田は右肩鎖関節脱臼、右鎖骨骨折の重傷で200日ぶりの復帰戦だった。前検日には「レース勘が心配だけど、練習はやってきたつもり」と自信の口ぶりだった。復帰戦を終えて「やっぱり、勝負どころで遅れたりもするけど、それは修正できる。それよりも、足に不安がないのはわかった」とホッとした表情。復帰に向けて、相当練習をこなしていたらしく「今までどれだけ怠けていたかよく分かりました」と笑わせた。

 準決も好配の使者になれるか注目したい。