ココナッツ完全復活で2勝目だ/新潟11R
<岡山俊明のこの一手:天の川S>
最強の1勝馬ココナッツパンチが勝つ。骨折から復帰後の日経賞(8着)とメトロポリタンS(10着)があまりにふがいない結果だったから心配したが、原因が精神面ではなく肉体面と判明したのは救いだった。血液に異常をきたしていたため、対症療法で症状の軽減に成功。前走阿武隈Sでは久しぶりにこの馬らしい末脚を繰り出した。首差2着と一変。ゴール前で競り合った際に、60キロ近い体重差のあるブレーヴハートに内に押し込められる不利を受けたが、荒れ馬場も苦にせず勝ち馬と同様レコードタイムで走った。完全復活は近い。
前走後は58・5キロの日本海Sを見送って、条件のいい今回まで待った。中間5本の追い切りを消化して、馬なりで11秒台を連発。質、量とも十分な調教をこなしている。
最終追い切りは坂路でラスト11秒4を計時。吉田豊騎手は「まあまあですね。前はもっと身のこなしが良かった」と辛口だったが、一番いい時を知っているからこそ評価は自然と厳しくなる。それでも手応えは感じている。「この前ぐらい走ればいい勝負」と付け加えた。
勝てば中1週で新潟記念に向かうプランが立てられている。秋は何とか天皇賞に出てほしい。デビュー前からG1の期待がかけられていた素質馬にとって、今回は再出発点。負けられない戦いになる。馬単(2)=(3)、(2)=(6)、(2)(9)、(2)(10)、(2)(11)。
[2008年8月17日8時32分 紙面から]
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