アルナスG1出走へ全力投球/京都大賞典
<京都大賞典:追い切り>
京都大賞典(G2、芝2400メートル、12日=京都)の最終追い切りが8日、栗東トレセンほかで行われた。昨年の3着馬アルナスライン(牡4、栗東・松元)は、坂路で素軽い動きを披露。宝塚記念(10着)の雪辱を期し、秋初戦から全力投球の構えだ。
アルナスラインが勝負モードに入った。前半は左右にふらつきながら走っていたが、400メートルを過ぎてから和田騎手が気合を注入すると動きが一変。急傾斜を一直線に上り詰めた。タイムは4ハロン53秒5-13秒0。ジョッキーは1週前と比較しながら「先週は重い感じがしたけど、今週はそれはなかった。ラストが少しかかったのは馬場のせい。確実に良化している」と、体調の良さを伝えた。
昨年は3歳馬ながら、このレースで古馬の一線級に挑み0秒3差の3着に善戦した。その後、菊花賞でアサクサキングスの2着。今年に入ってオープン特別を勝ち、目黒記念でもホクトスルタンの2着に踏ん張った。宝塚記念では10着に敗れたが、重賞レベルの力を疑う余地はない。「宝塚記念は道悪が敗因だった。実力ではない。いつ重賞を勝ってもいいし、勝たせないと」(和田)。
重賞未勝利では賞金不足でG1出走はおぼつかない。休み明けの成績は【2 0 1 0】。主戦は「骨折明けだった昨年よりも順調な上、パワーアップしてる」と言い切った。有力馬の大半は目標を先に置く。対してアルナスラインは、初戦必勝の構え。その差が勝敗を分ける鍵になる。
[2008年10月9日8時32分 紙面から]
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