メビウス展開向き豪脚決まる/JCダート
<高木一成の読み切った!!:JCダート>
JCダートは生きのいい3歳馬で勝負! 先週のジャパンCを○▲◎で当てて好調を続ける「3連単マスター」高木一成は、強烈な末脚を誇るシルクメビウスの差し切りと読んだ。先行馬がそろい、展開も向きそう。ヒモには人気薄を入れて高配当を狙う。
シルクメビウスの差し脚にかける。地方交流G1は小回りコースが大半であるせいか、レースの決まり方は前に行った馬が止まらずに押し切るケースがほとんど。別にそれが悪いわけではないが、そんな中でメビウスが前走トパーズSで見せた豪快な差し切りは印象に残るものだった。
確かにあくまでオープン特別のレースだし、ハイペースの展開が向いたこともある。だが、それでもマークした上がり36秒6は優秀。2番目に速かった馬たちのタイムを1秒2も上回った。ダートでこれだけ次元の違う脚はめったにお目にかかれない。目安でしかないが、昨年の覇者カネヒキリでも大差勝ちした3歳500万時の1秒1差が最大上がりタイム差だ。全馬をとらえてから、さらに5馬身突き放したメビウスの決め手は、強いといわれるダート3歳世代の中でもNO・1の鋭さを誇る。そこにかけてみたい。
もともと先行脚質の馬が多かったが、ほとんどの有力馬が内枠に集まったことで、お互いが相手の弱点を突きやすい環境になった。前の組には厳しい展開になると思う。単騎で逃げたエスポワールシチーをつかまえるのが困難なのは、隣のサクセスブロッケンが南部杯で味わっている。楽なペースでは行かせないのではないか。逃げ宣言のティズウェイの出方も不気味だし、しぶとさが売りのマコトスパルビエロも早めに馬体を併せいくはず。もちろん4角ではそこにヴァーミリアンも加わる。
1対1の力勝負では古馬の壁があるかもしれないが、この展開ならメビウスが食い込む余地が生まれる。まだ折り合いで苦労する面もあるだけに、速いペースで流れる展開は二重の意味でプラスに作用。エリザベス女王杯では3番手以下の金縛りという展開を味方につけて逃げ切った田中博騎手が、今度は先行争い激化を呼び込んで、ゴール前逆転劇を決める。
ワンダーアキュートも古馬を相手に重賞連勝と充実が著しい。前走は逃げたが、2走前は好位からの抜け出し。外枠でも自在に動いて上位を狙う。マークが厳しくなるとみたエスポワールだが、それでも春先から素晴らしいパワーアップを見せている。この馬も頂点に立てるだけの力は持っている。馬単(12)=(16)、(12)=(1)、(12)(4)、(12)(2)、(12)(8)、(12)(9)、(12)(11)。
[2009年12月6日7時57分 紙面から]
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