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石坂師うっすらと涙/フェブラリーS
<フェブラリーS>◇24日=東京◇G1◇ダート1600メートル◇4歳上◇出走16頭
ヴァーミリアンの勝利を見届けた石坂正師(57)の表情は、安堵(あんど)にあふれた。そして、うっすらと涙を浮かべていた。
昨年のドバイ遠征は衝撃だった。海外のトップとの差を、見せつけられた。「国内で連戦連勝しない限り、行けない」。世界から意識は遠のきかけた。そんなトレーナーにもう1度夢を見てもらおうと愛馬はその後G1・4戦4勝と結果を出し続けた。「重めの心配があったし、少し太いと思った。ただ、これで走れれば、おかしな競馬はしないと思った」。
フェブラリーSを勝った上での、ドバイへの遠征。それを見据えながら調整してきた。「体が太くなり過ぎず、鍛え過ぎず。過去、ジャパンCダートの勝ち馬がこのレースも勝っているように、マイルも心配しなかった。馬がすごく自信を持っている」。勝ってなお良化の余地を残す、絶妙なさじ加減で仕上げた。
ドバイワールドCの前に最良の結果で大きく弾みをつけた。「昨年はレベル差を痛感したが、今年はやれる。大いに期待を持って行ける」。夢をかなえるため、もう1度、世界への挑戦が始まる。
[2008年2月25日8時23分 紙面から]
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