途中出場で、MF香川真司(26=ドルトムント)が攻撃のリズムを作った。

 後半15分、MF清武弘嗣(25=ハノーバー)に代わってトップ下に入った。同33分には、中央から左サイドに展開し、先制点の起点となった。同38分にもゴール前にパスを入れて、追加点を演出。先発からは外れたが、途中出場で見せ場をつくった。

 試合後には「(本田)圭佑くんとリズムを変えようと話して入った。勝ちにこだわった中で勝てたことは、良かったと思う」と冷静に振り返った。

 ハリルホジッチ新体制の初陣を終えて「まだまだ課題はある。監督のやりたいサッカーを意識して、攻守において質を上げていけると思う」と手応えをつかんでいた。