U-22(22歳以下)日本代表候補の神奈川・平塚合宿が23日、スタートした。

 初日は、前日22日にJ1の年間勝ち点1位と第2ステージ優勝を決めた広島のMF野津田岳人(21)ら14選手が参加。風雨の中、リカバリー組とトレーニング組に分かれて、ミニゲームやシュート練習などを行った。野津田は「目標の優勝を達成できたことは良かったですが(ベンチ入りも)ピッチに立てなかったことが悔しい。チャンピオンシップの決勝まで時間もあるし、代表でさらに成長したい」と話した。

 この日夜にはJ2最終節の結果を受けて、J1自動昇格を決めた磐田のMF川辺駿(20)ら5選手が追加招集された。手倉森誠監督(48)は「これで今季の公式戦がすべて終わった選手もいれば、チャンピオンシップや天皇杯が残っているクラブの選手もいる。難しい状況だが、全員そろった時にメンタルを整えて、全員が来年1月(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)に行くつもりで頑張ってほしい」と期待した。