E組首位の日本代表(FIFAランキング56位)は、アフガニスタン(同151位)から5ゴールを奪う猛攻で圧勝、6勝1分けで勝ち点19とし9月の最終予選進出へ王手をかけた。

 両チーム無得点で迎えた前半43分、FW岡崎慎司(レスター)がペナルティーエリア内でパスを受けると体をターンしながらDF2人を抜き去り、鮮やかに先制ゴールを決めた。

 後半13分にはDFラインの裏に飛び出したMF清武弘嗣(ハノーバー)が、FW金崎のパスを落ち着いて決めて2点目。

 さらに同18分、右サイドからオーバーラップしたDF酒井宏樹(ハノーバー)の放ったシュートは相手DFに当たってオウンゴールとなった。

 日本は攻撃の手を緩めず、同29分には左CKからDF吉田麻也(サウサンプトン)が頭で合わせて4点目。

 同33分には後半途中出場のハーフナーが頭で落としたパスをFW金崎夢生(鹿島)が体で押し込んでダメ押しの5点目を奪った。

 MF香川真司(ドルトムント)、FW本田圭佑(ACミラン)は疲労を考慮し先発から外れたが、先発した清武、金崎がゴールを決めて結果を残した。

 日本は29日にシリアと対戦し2次予選を終了。8組に分かれた同予選は、各組1位と2位のうち上位4チームの計12チームが最終予選に進出する。