女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子新監督(48)が就任後、初仕事をした。29日、千葉県内で行われたなでしこリーグの千葉-新潟戦を日本協会の今井純子女子委員長(50)と視察。なでしこ1部リーグだけでなく、積極的に下部リーグも視察する意向を示した。「なるべく多くの試合を見たい。チャレンジも2部も体がいっぱいあれば、全部見たい」と語った。

 当然、すべてを自分の目でチェックできないが、手を尽くし、金の卵の発掘に注力する。映像を確認するだけでなく「所属チームの監督の分析も積極的に聞きたい」。選手選考は「今までチャンスがなかった選手も、いいものがあれば呼びたい」とあらためて白紙を強調。幅広く選手を確認し、なでしこ再建を図る。