U-19(19歳以下)アジア選手権で初優勝した同日本代表は10月31日深夜、羽田空港に凱旋(がいせん)帰国した。空港近くで取材対応し、大会MVPを獲得したMF堂安律(18=G大阪)は「すごくうれしかったし、今までやってきた中で一番うれしい勝利だった」と喜んだ。

 準々決勝のタジキスタン戦でゴールを決め、6試合中5試合に出場し、大会MVPを獲得したことに対し「1ゴールなので攻撃を引っ張ることはできなかった。(獲得は)驚きはあったし、DF陣に申し訳ない」と謙虚に話した。

 同代表は17年5月20日から韓国で開幕するU-20W杯に出場する。「普通にやれば勝てると思うし、びびっていたら余計に押し込まれる」と話した。

 今後は所属チームに戻り、定位置獲得を目指す。「天皇杯の決勝は吹田でやるのでモチベーションが上がる。帰ってすぐアピールして天皇杯に絡めるようにしたい」と意気込んだ。