U-20(20歳以下)日本代表が29日、ドイツ遠征を終えて羽田空港に帰国した。最年少15歳のFW久保建英(たけふさ、FC東京ユース)は練習試合4試合で2得点を挙げ、5月開幕のU-20W杯韓国大会でのメンバー入りへアピール。「なじんできていると感じる。少し自信もついた」と謙虚に手応えを語った。27日のスタンダールU-21戦ではFKのキッカーを務めるなど、3度目の代表活動で不可欠な存在になりつつある。DF初瀬は「もう(チームに)必要な選手」と言い、2トップを組んだFW岩崎は「結果で認めさせている」と証言した。

 U-20代表は4月に千葉県内で2日間の国内合宿を行い、5月上旬にW杯メンバーが発表される見通し。内山監督は「(メンバー選考は)いい悩み。対戦相手を見た上で、コンディションも含めて決めたい」と話した。