日本協会は21日、マルセイユDF酒井宏樹(27)が、負傷のため日本代表ベルギー遠征(23日マリ戦、27日ウクライナ戦=ともにリエージュ)に参加しないと発表した。

 18日のリヨン戦で右臀部(でんぶ)を痛め、前半途中に交代。19日にはクラブが先行する形で「7~10日間はプレーできない」と公表し、酒井宏もツイッターに「クラブ、代表ともに大事な時期に迷惑かけてしまいました。2週間ほどですが、頭も身体もゆっくり休めてまたチームに貢献できるようしっかり治します!」とつづって、事実上の招集辞退を明かしていた。

 この状況に備え、日本協会はDF酒井高徳(ハンブルガーSV)を既に追加招集。20日の練習から参加させている。また、DF遠藤航(25)も負傷中(右股関節筋損傷で全治2週間)だが、日本からチームに合流するため渡欧させている。