日本代表の岡田武史監督は3日、スタッフ会議で東京・本郷のサッカー協会を訪れ、神戸FW大久保嘉人(26)が五輪代表のOA枠で招集されなかった問題について初めて触れ「私が口を差し挟むものではない。ただ反町監督にとってはショックだったと思う」と言った。同時に日程面での課題が山積していることを指摘。「J2の招集や、オリンピックがある時の公式戦や、それに天皇杯のことなどもあるし…。協会とクラブが選手を取り合っていては…。(浦和MF鈴木)啓太みたいにずっと試合に出て疲れてしまうこともある。いつまでも選手が犠牲になっていてはまずい」と、根本的に話し合う必要性を訴えた。