日本代表の岡田武史監督(52)は9日、鹿児島・指宿合宿のため羽田空港から出発したが、鹿児島空港到着が2時間遅れになるアクシデントに遭遇した。

 岡田監督は10日の合宿初日に備え、小野技術委員長、大熊、加藤GKコーチらと午後2時30分発の便でいったん出発した。ところが離陸後約10分で機内に急病人が発生。初老の女性が座席から離れ通路に倒れて意識もなく、搭乗していた医師も対応に加わり、重篤との判断から羽田空港へUターンした。再出発したのは1時間半遅れの午後4時。鹿児島空港に到着した岡田監督は「あの急病になった方はどうなったのかな」と心配していた。