ビーチサッカーの日本代表に選出された元サッカー日本代表MF前園真聖(36=ZONO

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 SCHOOL)が29日、アドバイザーを務める東京・品川区のBPカストロール本社で会見し、「本気で目指してきたので、うれしい」と笑顔で話した。この日は36歳の誕生日だったが、同社から贈られたバースデーケーキを前に「まだ同い年でJリーグで頑張っている選手もいるから」と、年齢を気にせずに話した。

 11月7日からのW杯アジア予選(ドバイ)で2位以内に入れば、同じドバイで16日から行われるW杯出場が決まる。「W杯はあきらめていたけれど、チャレンジしないで後悔するよりもチャレンジしたかった」と真剣な表情で話した。環境的に恵まれたサッカーの世界からの転向。「確かに環境的には一番下のカテゴリー。トレーナーもいないのには驚きました。でも、その中で選手は一生懸命にやっている。自分も彼らと一緒に、がむしゃらにプレーしたい」と話していた。