日本サッカー協会は29日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選のタジキスタン戦(11日・長居陸上競技場)など10月の2試合に臨む日本代表23人を発表し、けがで今月上旬の同予選2試合を欠場した長友佑都(インテル・ミラノ)が復帰した。右太もも肉離れの内田篤人(シャルケ)と、右膝半月板損傷の本田圭佑(CSKAモスクワ)は外れた。

 藤本淳吾(名古屋)が1月のアジア・カップ(カタール)以来となる復帰を果たした。初招集はなく、欧州組は長友や香川真司(ドルトムント)ら10人。

 日本代表は7日にはホームズスタジアム神戸でベトナム代表と国際親善試合を行う。ザッケローニ監督は「ベトナム戦は結果より動きの速さを理想のレベルに近づけることを追求し、タジキスタン戦は結果を重視する」と話した。