サッカー女子の3カ国対抗の国際親善試合で、日本は1日午後7時半から仙台市のユアテックスタジアム仙台で米国と対戦する。両チームは31日、試合会場で公式練習を行い、ともに冒頭15分を公開した。

 記者会見で日本、米国の両監督が東日本大震災の被災地で行われる一戦に、特別な思いを口にした。佐々木監督は「米国から被災地でなでしこと試合をしたいと話があった。感謝している。私たちも好試合を被災地のみなさんに見てもらえるように頑張りたい」と話した。

 米国のスンダーゲ監督も「被災地を見て胸が締めつけられる思いがした。日本でプレーできるのは名誉なこと。そのことを心に留めて戦いたい」と好試合を誓った。