日本代表のザッケローニ監督が3日、年末年始の休暇を終えて再来日した。成田空港で取材に応じ、今冬にCSKAモスクワ(ロシア)からACミラン(イタリア)に移籍した中心選手の本田圭佑について「すぐになじむのは容易なことではない。競争は激しいが、しっかりやってほしい」と期待を込めた。

 日本が出場するW杯ブラジル大会の事前合宿地の選定は大詰めを迎えている様子で、ザッケローニ監督は「求めるのは気候。(1次リーグで試合をする)レシフェやナタルは高温多湿。どこまで暑さ対策ができるかが大切」と述べた。米国や欧州が候補に挙がっている。