日本代表MF長谷部誠(30=フランクフルト)が、チームを代表してファンに新年のあいさつをした。

 練習冒頭、選手を代表し「あけましておめでとうございます!

 今年もよろしくお願いいたします」とスタンドに向け声を張り上げた。年越し合宿ならではの珍しい光景に、ファンは喜び、拍手を送った。

 長谷部は「アギーレ監督から、これだけのファンが来てくれているんだから、あいさつをしなさいと言われました」と明かした。前夜は姉の家族が代表宿舎を訪れ、食事をした。その後強い眠気に耐え、何とか起きたまま新年を迎えたという。「年が変わってすぐ寝てしまいましたけどね(笑い)。合宿中なので、あまり新年という感じはない。去年はW杯で期待を裏切ってしまったので、今年はまず、日本代表にまた期待を持ってもらえるような内容、結果をアジア杯で残したい」と話した。