日本サッカー協会の大仁邦弥会長は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)の解任を発表した。

 同監督のスペイン時代の八百長関与疑惑の経緯は以下の通り。

 ◆2014年9月26日

 スペインのスポーツ紙アスが11年5月のリーグ最終節の八百長疑惑を報道

 ◆10・9

 アギーレ監督が疑惑を否定と日本サッカー協会の原専務理事

 ◆12・4

 日本協会が再来日した監督から事情聴取し、不正関与の事実は確認できなかったと発表

 ◆6

 監督が取材に応じ「心配しないで」

 ◆15

 スペインの検察当局が監督ら40人以上を告発

 ◆16

 告発を受け、日本協会が対応を協議。「進捗(しんちょく)状況を見守る」と西沢コミュニケーション部長(当時)

 ◆18

 日本協会理事会後、来年1月のアジア・カップは監督が指揮を執ると原専務理事が説明。今後の進展次第では交代にも含み

 ◆27

 監督が記者会見し「プロサッカーに関わって39年、汚点は全くない」

 ◆15・1・20

 日本はアジア杯1次リーグD組最終戦でヨルダンを下し、1位で突破

 ◆23

 準々決勝でアラブ首長国連邦(UAE)に延長の末、PK負け。日本協会の大仁会長は試合後、続投させる考えを示す

 ◆29

 監督が離日

 ◆2・3

 日本協会が監督解任発表