岡田ジャパンでもエース奪取?

 浦和躍進の立役者となるFW永井雄一郎(29)が約5年ぶりの代表復帰を果たした。今回FWメンバーでは最年長招集で、ジーコ体制時となる03年6月のコンフェデレーションズ杯コロンビア戦の途中出場以来となるカムバック。同戦で今やチームメートの高原とFWコンビを組んでいた。浦和では今季無得点の高原に代わって3得点を挙げ、エースとして活躍。「やりがいがある」と話す代表でも一気にレギュラー奪取を狙うことになる。

 「計算されたイメージ」を持つ岡田監督とは縁がある。01年オールスター戦で、辞退したトゥットの代役として招集され、右サイドに抜てき。以後、浦和でも同じ位置をこなし、最前線でのプレーの幅を広げた経緯がある。現在は腰痛を抱えながらのプレーだが「コンディションさえ整えば、プレーの整理はできている」と揺るぎない自信を持って代表候補合宿に臨む。