日本協会の犬飼基昭会長(66)は13日、東京・本郷のJFAハウスでNACK5「FUN!FUN!SOCCER!!」(毎週土曜午前6~7時)の収録後、JFAハウスに来ていた岡田武史監督(52)を呼んで、28日のW杯アジア最終予選バーレーン戦(埼玉ス)に向け、極力練習を公開するよう要請した。

 2月11日の同予選オーストラリア戦の前には連日、練習は非公開。犬飼会長との会談後、岡田監督は「オーストラリア戦はピム監督の友人が(日本にも)いるので非公開を続けた。今後もセットプレーなどはクローズにするが、その前後で撮影ができるようにする。皆さんに協力していただければ幸いです」と理解を求めた。その一方で「わざわざメンバーを相手チームに教えたくない。状況によってクローズのケースもある」と力説した。

 先週のJリーグ開幕前には、Jリーグの鬼武チェアマンが各クラブの非公開練習に不快感を示したばかり。犬飼会長は「非公開にするにしても、その説明をするように(岡田監督に)伝えた」と話していた。